すぐわかる、
SAFのなるほど!SAFが生まれる仕組みや、SAFのなぜ?を解説


SAFが生まれる仕組み
SAFの安定供給には、原料調達からSAF供給までの
サプライチェーンの構築が不可欠です。
日本でも、様々な企業や自治体が協力して、
取り組みを進めています。

お店やご家庭で、揚げ物などに使った食用油。
さまざまな再利用方法があり、SAFもその使い道として期待されています。
SAFは、化石由来のジェット燃料と廃食用油等からつくられる燃料の混合物。
Neat SAFは、そのSAFになる前の廃食用油等からつくられた、非化石由来の燃料を指します。
SAFは、化石由来のジェット燃料と廃食用油等からつくられる、Neat SAFとの混合物。
一般的にはSAFと呼ばれますが、この混合された燃料を「混合SAF」と呼ぶこともあります。


SAFをもっと知る
SAF(持続可能な航空燃料)は、化石資源ではなく、廃食用油や植物などを原料とする航空燃料です。従来の航空燃料と比較して、ライフサイクル全体でCO2排出量を約84%※削減でき、環境への負荷を軽減します。
※ICAO(国際民間航空機関)の算出に基づく、当社が採用するSAF製造プロセスにおけるCO2削減効果
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なぜSAFが
必要なの? -
飛行機を電気や水素で飛ばすことは簡単ではないためです。
カーボンニュートラルな社会を目指すには、様々な領域でCO₂削減に取り組む必要があります。飛行機を飛ばすときに出るCO₂削減もその一つ。ただ、飛行機は車と違い、特に中大型の飛行機を電気や水素で飛ばす事は簡単ではありません。そこで、従来のジェット燃料よりCO₂排出量が少ないSAFが必要なのです。
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なぜCOSMOは
SAFを推進するの? -
安定供給と脱炭素社会のためです。
エネルギーを安定的に届けると同時に、脱炭素社会のために、次世代エネルギーを拡大していくことが、当社の大きな目標であり、社会的に求められているからです。
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どうすれば
SAFが普及するの? -
安定的なサプライチェーンの構造がカギです。
原料調達からSAF供給までの安定的なサプライチェーンの構築が普及のカギとなります。そのため、コスモエネルギーグループは、日揮ホールディングス株式会社、株式会社レボインターナショナルと共同で、新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立し、原料となる廃食用油の調達から、SAFの製造・品質管理、航空会社への供給に至るまでのすべてのSAFサプライチェーンの構築を国内で実現しました。