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コスモエネルギーホールディングス

2024年 山田社長 年頭挨拶について


2024年1月4日

コスモエネルギーホールディングス株式会社

 

コスモエネルギーホールディングス 代表取締役社長 山田 茂の年頭挨拶の要旨を以下の通り、お知らせいたします

 

皆さん、明けましておめでとうございます。

 

まずは、1日に発生しました令和 6 年能登半島地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、一日も早く日常生活が戻るよう復旧をお祈り致します。私共もエネルギー企業としてできる最大限の取り組みをして燃料供給に努めたいと思います。

 

さて、2024年がスタートしました。昨年を振り返ってみますと、世界にとっても、日本にとっても、そして我々コスモエネルギーグループにとっても大きな出来事がいくつかあり、一つの「転換点」になった年ではないかと思います。

 

一昨年に始まったロシアのウクライナ侵攻は収束することなく泥沼化し、加えて10月にはパレスチナ・ガザで新たな武力衝突が勃発し、世界の紛争が「深刻化」した年となりました。地政学リスクはより高まりサプライチェーンは分断され、混迷が深まった1年でした。

 

一方、日本では昨年5月にコロナが5類感染症に移行し本格的な経済回復を目指す中、日米金融政策の違いにより年初には1ドル130円前後だった円が一時は150円を超え、一層の物価高が進み、長らく続いたデフレからの転換点になった年でもあると思います。原油価格、為替動向は我々のビジネスにも大きく影響を与え、燃料油価格激変緩和措置の延長などに関して様々な対応を迫られた年でもありました。

 

こういった状況の中、我々コスモエネルギーグループは、第7次連結中期経営計画をスタートさせました。企業価値の向上、をメインテーマにスタートしましたが、皆さんの取り組みがそれぞれの分野で成果を上げ、着実な一歩を踏み出したと感じています。石油開発および石油精製部門での安全操業、安定供給、販売部門における顧客データを使った新しいマーケティング、カーボンニュートラル実現に向けての種まき、どれもが着実に前に進んでいると実感しています。

私も、昨年は当社グループの企業価値向上への取り組みを多くの方に理解して頂くべく、数多くの国内外の投資家、ファンドの方々と面談を重ねました。投資家の皆様からは、コスモの中期計画およびVision2030そのものに高い評価をいただいていることは勿論のこと、当社グループの安全操業を非常に高く評価されるとともに、これをベースに、

・さらに財務的な企業価値の拡大、すなわち収益力の強化

・人的資本の拡充・充実

・データ活用の巧拙が今後の企業競争力を左右することを踏まえたDXへの取り組み

・カーボンニュートラルへ向けたより具体的な取り組み

など、さまざまな期待をされていることを改めて肌で感じた1年でもありました。 

こうした期待に確実に応え企業価値をさらに高めていく、すなわち中期計画を達成しVison2030の実現に向けて進んでいくことを、2024年のスタートに当たりまずは皆さんと共有したいと思います。

 

そのためにどう取り組むか。

達成に向けて私から皆さんに心に留めてもらいたいことは3つです。
 

1.失敗を恐れず、トライしていく。

エネルギー変革は、これまで先人が経験したことの無い変革です。これまでの経験はあまり役に立たないかもしれません。思い切った取り組みが求められます。それと同時に私たちはエネルギー供給企業として、より地に足をつけたトランジションも求められます。今社会を支えているエネルギーを安定的に提供しながら、同時に新しい、未来を変えていくエネルギーも提供していかなければならないということです。 そのためには、常に新しい発想や取り組みが必要であり、失敗を恐れずに取り組むことが必要です。「失敗」がこれからの「糧」になり「経験値」になるんだ、というぐらいの気持ちでトライして欲しいと思っています。
 

2.とにかくやり切る。

計画はきっちり作るがその後の実行度合いがやや弱くなるというのが我々の課題です。中期の大きな計画は昨年とことん考え抜いて作りました。あとは実行あるのみです。途中であきらめずにとにかくやり切ることを今年のテーマに取り組みたいと思います。
 

3.摩擦を恐れず一歩踏み出す。

摩擦を起こすときはエネルギーが必要です。どうしても躊躇してしまいがちです。しかしそこを乗り越えて一歩踏み出してください。摩擦を恐れて何も言わずにスルーしてしまうことが一番怖いことです。一言意見する、質問することが、皆さんの成長にもつながり、会社の成長にもつながる、と考えて下さい。

 

今年は中期計画2年目になりますが、1年目で及ばなかった点は、なぜ及ばなかったのか、どう達成に向けて取り組むかについて、摩擦を恐れず、失敗を恐れず、とにかくやり切る、という点から点検して欲しいと思います。この3つを心に留めて2024年もより良い年になるよう前に進んでいきましょう。

 

2024年は、十干十二支でいいますと甲辰(きのえたつ)になります。草木が芽吹く、成長する、といった意味があるそうです。世界では台湾総統選をはじめ、ロシア、アメリカで大統領選が予定され「選挙イヤー」といわれたり、日本では労働時間強化の猶予が終わることから「人手不足の年」と言われたり、パリオリンピックがありますので「オリンピックイヤー」と言われたりしていますが、われわれコスモエネルギーグループにとっては「さらなる躍進の年、芽吹きの年」となるようにしたいと考えています。

今年は堺製油所に国内初の国産SAFの大規模生産実証設備が完成しますし、ヘイル油田での増産も楽しみなところです。また、国内初となるトラックターミナル内での水素ステーションの開所も予定しています。これらの事業について、まさに芽吹きの年になるのではないかと期待しております。

第7次連結中期経営計画、Vision2030への着実な推進とともに新しい取り組みが始まることにも大いに期待したいと思います。皆さん、共に頑張りましょう。

 

最後になりますが、本年も皆さんにとってより良き1年になりますよう祈念し、私の年頭の挨拶とさせていただきます。


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以上

【本件に関するお問い合わせ先】
コスモエネルギーホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 蒔田
cosmo_pr@cosmo-oil.co.jp