COSMO

プレスリリース コスモエネルギーホールディングス

新むつ小川原ウィンドファームの商業運転開始について

2025年7月1日

コスモエネルギーホールディングス株式会社

コスモエコパワー株式会社

 

コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂)のグループ会社であるコスモエコパワー株式会社(代表取締役社長:野倉 史章)は、2023年4月より建て替え工事を進めてきた新むつ小川原ウィンドファーム(以下「本発電所」)について、2025年7月1日よりFIP制度※1に基づく商業運転を開始しますので、お知らせします。

 

本発電所は、2003年1月から2023年3月まで20年間にわたりむつ小川原ウィンドファームとして商業運転しておりましたが、建て替え工事のため一旦休止しておりました。この度、新たに地元地区・地権者の皆様および青森県上北郡六ヶ所村のご支援をいただき、建て替え工事を終え新たな風力発電設備にて新むつ小川原ウィンドファームとして商業運転に至りました。

 

本発電所のある六ヶ所村は、年間を通じて安定して風が吹いているため全国でも有数の風力発電の適地となっております。また、むつ小川原開発地域に位置しており、周辺には国家石油備蓄基地など日本のエネルギーに関わる施設が多く立地しております。

 

コスモエコパワーは、Amazonと本発電所から生まれる再生可能エネルギーを20年にわたりコーポレートPPA方式で供給する契約を締結しており、運転開始と同時に取引を開始しております。

 

本事業を通して、コスモエコパワーは、「再生可能エネルギーの普及促進に貢献する事による、持続可能な循環型共生社会の実現」という企業理念のもと、地域の発展を常に考え、地元地域の皆様とともに様々な取り組みを進めてまいります。

新むつ小川原ウィンドファーム

(新むつ小川原ウィンドファーム)

発電所概要

発電所の名称新むつ小川原ウィンドファーム
所在地

青森県上北郡六ヶ所村

設備能力

33,000kW(4,300kW × 8基、パークコントロールシステムにて出力制限)

 

コスモエネルギーグループは、今後も、風力発電事業の拡大など様々な取り組みを通じ、2050年カーボンネットゼロの実現をめざしてまいります。

 

※1 FIP制度…「フィードインプレミアム(Feed-in Premium)」の略称。発電事業者の売電収入に加えて補助額(プレミアム)が交付される制度。再生可能エネルギーのさらなる普及と主力電源化を見据え、2022年4月から施行。従前のFIT制度※2においては、発電所から生まれる電力は電力会社が買い取りますが、FIP制度においては発電事業者が販売先を選ぶことができます(電力卸売市場への販売、需要家との相対取引=コーポレートPPAなど)。

 

※2 FIT制度…「フィードインタリフ(Feed-in Tariff)」の略称。再エネ普及を目指し、再エネで発電した電気を電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度。2012年施行。再エネ賦課金という形で、電力の買取費用の一部を国民負担で支えられています。

 

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以上

【本件に関するお問い合わせ先】

コスモエネルギーホールディングス株式会社

コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 蒔田

cosmo_pr@cosmo-oil.co.jp