第8次連結中期経営計画では、4つの基本方針を掲げています。事業基盤・経営基盤の強化と資本政策を一体的に推進し、持続的な企業価値の向上を図ります。また、生産性の向上とAI・デジタル技術の徹底活用により、経営体質のさらなる強化を推進します。
収益力最大化 - 収益計画 -
石油精製販売事業における効率性・安全性の徹底的な追求を通じた安定供給と、コスト競争力の高いUAE・アブダビにおける原油生産の早期拡大により、収益力の最大化を追求します。2025年度の実績と比較すると、インフレによるコスト増加、燃料油需要の減退などの環境要因で、2028年度に400億円の減益要因を想定していますが、原油生産量の最大化、製油所稼働率の向上、マーケティングの高度化などにより650億円の収益改善を図り、在庫影響を除く経常利益1,900億円の達成をめざします。
成長機会の追求 - 領域別投資計画 -
第8次連結中期経営計画では、成長領域への投資を強化します。総投資額は5,500億円、うち成長投資額が2,900億円と、いずれも過去最大となる投資を計画しています。成長投資については、「石油/次世代エネルギー」「資源開発」「電力サプライチェーン」の3つの柱および「NeXTグロース」領域に重点配分するとともに、製油所デジタルプラント化の加速など、AI・デジタル領域に投資するほか、M&A含めて新たな成長機会に対する戦略投資枠を設定しています。
生産性向上 - 限られた経営資源を、価値創出に振り向ける -
第8次連結中期経営計画では、生産性向上を、企業価値を持続的に高めていくための戦略として位置づけています。単なる効率化にとどまらず、AI・デジタル技術の徹底活用、人材の高度化、意識・行動の変革を通じて、収益力と付加価値創出力を高めるとともに、効率化によって生み出した人的リソースを事業領域へ再配分し、経営体質の強化を推進します。
AX・HRX・GXの取り組み
三位一体の資本政策
第7次連結中期経営計画で掲げた三位一体の資本政策を第8次連結中期経営計画においても維持し、株主還元・財務健全性・資本効率をバランスよく高めることで、持続的な企業価値の向上をめざします。