事業概要
再生可能エネルギー事業では、グループ企業であるコスモエコパワーが日本発の風力専業事業会社として1997年に創業して以来、風力発電のサイト開発から発電所の設計・建設、操業、メンテナンスまで一貫して実施できる体制を構築しています。この強みを活かして、陸上風力発電でのさらなる拡大を図るとともに、洋上での風力発電事業にも注力しています。
事業戦略
政府は2050年のカーボンニュートラルに向けて風力発電を最大限拡大する方針を示しており、今後、各種規制緩和や新たな法整備により大規模な市場形成が期待されます。
コスモエコパワーは陸上風力国内シェア第3位の風力専業事業会社であり、これまで培ったノウハウを洋上風力にも活かし、さらなる事業拡大を図っています。
2030年度に向けた「150万kW超」の目標に対し、2025年3月には「新岩屋ウィンドパーク」が、 2025年7月には「新むつ小川原ウィンドファーム」が商業運転を開始するなど、着実に設備容量を積み上げています。
識別したリスク
- 再生可能エネルギーに関する政策・制度の変更
- 競争の激化による収益性の低下
- 国内洋上風力事業は黎明期であり未成熟
- 原料・資材価格の変動による収益性の低下
機会
- 2050年カーボンニュートラルにむけて再生可能エネルギーは主力電源に
- 風力発電を政府主導で推進(系統整備、給電ルール変更、規制緩和等)
- FITからFIPへの制度移行による売電先の多様化
- 陸上風力市場の拡大(導入量見込み:2030年15.9GW※1)
- 洋上風力市場の拡大(2030年までに10GW、2040年までに浮体式を含む30~45GWの案件形成※2)
- 出所:経済産業省「2030年度におけるエネルギー需給の見通し(関連資料)」(2021年10月)
- 出所:洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会 「洋上風力産業ビジョン(第1次)概要」(2020年12月)
強み
- 風車のメンテナンスを自社で実施する高い技術力と故障予知システムの導入などにより、業界トップクラスの利用可能率を維持
洋上
- 洋上風力発電(秋田県)の商業運転開始
コスモエコパワーが代表会社である洋上風力プロジェクトにおいて、風力発電設備世界最大手のイベルドローラ社※と提携し、海外知見獲得による事業実現性の向上および競争力強化を進めています。
※世界最大規模の風力発電設備を保有するスペインの大手電力企業
当社グループは、2030年に陸上風力と洋上風力を合わせた設備容量150万kW超を達成するという目標を掲げ、風力発電におけるリーディングカンパニーを目指しています。
陸上風力発電においては全国各地で発電所の開発・運営を行い、長年にわたり安定的な電力供給を実現しています。また、洋上風力についても複数の開発案件を推進し、事業化に向けた取り組みを進めています。
当社グループは、2050年カーボンネットゼロの実現を目指し、再生可能エネルギー由来の電力と環境価値を対象とした長期契約であるコーポレートPPAを推進しています。
企業との契約締結を通じて再生可能エネルギー由来電力の供給を進めるなど、導入実績の拡大を図っています。