COSMO

再生可能エネルギー事業

事業概要

再生可能エネルギー事業では、グループ企業であるコスモエコパワーが日本発の風力専業事業会社として1997年に創業して以来、風力発電のサイト開発から発電所の設計・建設、操業、メンテナンスまで一貫して実施できる体制を構築しています。この強みを活かして、陸上風力発電でのさらなる拡大を図るとともに、洋上での風力発電事業にも注力しています。

事業戦略

政府は2050年のカーボンニュートラルに向けて風力発電を最大限拡大する方針を示しており、今後、各種規制緩和や新たな法整備により大規模な市場形成が期待されます。

コスモエコパワーは陸上風力国内シェア第3位の風力専業事業会社であり、これまで培ったノウハウを洋上風力にも活かし、さらなる事業拡大を図っています。

識別したリスク

  • 再生可能エネルギーに関する政策・制度の変更
  • 競争の激化による収益性の低下
  • 国内洋上風力事業は黎明期であり未成熟

機会

  • 2050年カーボンニュートラルにむけて再生可能エネルギーは主力電源に
  • 風力発電を政府主導で推進
    (系統整備、給電ルール変更、規制緩和等)
  • 洋上風力市場の拡大
    (2030年までに10GW、2040年までに浮体式を含む30~45GWの案件形成※1
  • 陸上風力市場の拡大
    (導入量見込み:2030年15.9GW※2

 

※1:2021年10月公表「エネルギー基本計画」より

※2:2021年10月公表「2030年度におけるエネルギー需給の見通し(関連資料)」より

強み

陸上

 

  • 日本初の専業発電事業者であり20年超の事業運営実績がある
  • 既に一定の事業規模(30万kW) を有しており、ノウハウを活かしてさらなる拡大が可能

 

洋上

 

  • 先行事業者として、建設中の洋上サイトや開発中のプロジェクトなど複数案件を推進
  • イベルドローラ社と提携、海外ノウハウを習得

コスモエコパワーが代表会社である洋上風力プロジェクトにおいて、風力発電設備世界最大手のイベルドローラ社と提携し、海外知見獲得による事業実現性の向上および競争力強化を進めています。

当社グループは、2030年に陸上風力と洋上風力を合わせた設備容量150万Kw超を達成するという目標を掲げ、風力発電におけるリーディングカンパニーを目指しています。

※世界最大規模の風力発電設備を保有するスペインの大手電力企業