雨の少なかった冬が明け、水の確保に苦労していましたが、森づくりをすすめているところの近くで第二水源が見つかり、水の供給が安定しました。
汚水処理や、ドライコンポストトイレも整ったことで、たくさんの来訪者を安心してお迎えできるようになりました。
地元の学校の体育やデザインの授業の場としても、森をつかってもらっています。
COSMOエコ基金が支援するプロジェクトから、2025年4月の活動報告が届きました。
COSMOエコ基金は、皆さまのあたたかい支援をもとに、気候変動対応や生態系を守る活動をサポートしています。
詳しくお知りになりたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
雨の少なかった冬が明け、水の確保に苦労していましたが、森づくりをすすめているところの近くで第二水源が見つかり、水の供給が安定しました。
汚水処理や、ドライコンポストトイレも整ったことで、たくさんの来訪者を安心してお迎えできるようになりました。
地元の学校の体育やデザインの授業の場としても、森をつかってもらっています。
4月は、里山整備活動としてブルーベリーの補植作業と、桜の根元回りの除草作業を行いました。
刈り取った草は、堆肥として再利用します。
また、茅葺き古民家をコミュニティハウスに再生するエコカフェづくりの一環として、古民家周辺の除草作業と内部の清掃を行いました。
竹林と里山の森の再生に加えて、これに繋がる「海の森」再生活動を始めました。
鎌倉の海岸の背後には、鬱蒼とした森や緑地があり、ここに浸透した雨水が地下水や川となって、森の土壌の栄養を磯の海藻へと届けています。その結果、鎌倉の海の「海藻の森」に、貴重な生態系が形作られています。
私たちは、この自然を守り、残す活動を進めていきます。
波力ポンプの開発も順調に進み、少しずつ大掛かりとなっています。
4月27日には、2基の波力ポンプを琵琶湖に設置しました。水深40mの深層水を、表層まで輸送する仕掛けです。
これによって表面水温の上昇を防ぎ、栄養を供給することによって一次生産を増やす予定です。
この日は快晴、風も穏やかで、テレビ番組の現地取材も行われました。
4月30日、長かった冬もようやく終わり、春の薪ステーションには薪の原木が山から大量に搬入されました。
クリ、サクラ、ナラなどの広葉樹たち30トンです。
これらを40センチに玉切りして、薪割機で薪にして、棚に積んで乾燥させます。10月には乾燥した薪となって薪ストーブユーザーの皆様の元に届けます。
4月23日に、修学旅行で宮古島を訪れた中学生80名と海岸漂着ゴミ調査を行いました。
決めた範囲のゴミを全て回収し、世界共通の調査品目で分類し数える調査です。暑い中、皆がんばって参加してくれました。
集計した結果を考察し、全国平均との比較やゴミを減らすために自分たちに何ができるかを考えてもらいました。
東日本大震災の津波被害により未利用地となっていた沿岸部の町有地にミツバチの巣箱2群を設置し、蜜源となる花木の分布調査を開始しました。
ボランティアによる蜜源植物の栽培実践研修では、花木の苗をプランターに移植。今後は生育状況に応じて植え替えを行っていきます。
5月の活動拠点DIY実践研修に向けて、下草刈りなどの環境整備も行いました。
4月21日に、『再生可能エネルギーについての必要性が自分事として理解されることを目指す』勉強会の練習を行いました。
エネルギーに関心がある市民有志8名の方に講座を体験していただき、「発電事業の全体像・それぞれの発電の特徴が整理できた」「全体的にわかりやすかった」という声をいただきました。
5月から7月までの間に、10団体に対して、勉強会を実施していく予定です。
対馬での積み木の制作を目指し、KUMINO(2つの溝が刻まれた柱状ピースの積み木)の工房がある滋賀県東近江市箕川町に行ってきました。
実際にKUMINOが作られている現場を、対馬の家具職人さんと共に見学させてもらい、どのような機械や道具が必要なのか、制作する上での注意点などを伺いました。
ナラ枯れによる立ち枯れ木の伐採作業と、盛土された箇所に生育したスギの伐採を行いました。
過去、工事等で盛土された場所は地盤が緩く、スギ等の針葉樹の場合は風などの影響で倒れやすくなります。
大きく育ちすぎる前に間伐することで、倒木による被害を事前に防ぐことができます。
雪が解けた後の森は、折れた枝や倒れた木が多くあります。
それらの木をそのままにしてしまうと、木の成長を阻害してしまうため、伐採など適切な処置をしています。
いよいよ春の活動シーズンです。
4月4日に、企業の新入社員のみなさんと西臼塚フィールドで自然観察+森づくり作業のエコツアーを行いました。
4月12日には、里山粟倉フィールドで「野草を食べる」と題した自然観察と試食のイベントを行いました。
参加者に、体験を通して自然を知り、慈しむ気持ちを持っていただくことも活動のテーマの一つです。
住民の方々と共に、今年度の植林地と、昨年度に自己資金で実施した植林地の状況を確認しました。
今年度、当プロジェクトで植林する2.4ヘクタールのおおよその位置や植林地の様子、昨年度の植林の生育状況などを確認しました。
生育は順調で、生存率は75%ほどあり、この地での植林が順調に行われそうなことが確認できました。