4月21日に、『再生可能エネルギーについての必要性が自分事として理解されることを目指す』勉強会の練習を行いました。
エネルギーに関心がある市民有志8名の方に講座を体験していただき、「発電事業の全体像・それぞれの発電の特徴が整理できた」「全体的にわかりやすかった」という声をいただきました。
5月から7月までの間に、10団体に対して、勉強会を実施していく予定です。
地域自治が進む島根県雲南市。
市民で小水力発電の事業化に取り組み、
脱炭素と地域づくりを進めています。
プロジェクトパートナー:
特定非営利活動法人おっちラボ
小水力発電事業を拡大することで脱炭素化・地域活性化を進め、エネルギー自治の実現をめざす。
島根県雲南市は約20年前の6町村合併によって誕生しました。当時から地域住民による小規模多機能自治に取り組み、現在30の自主組織が地域の運営を行っています。また、2022年に市は脱炭素宣言を行い、地元の企業や地域住民のあいだで再生可能エネルギーによる発電事業への関心が高まっています。
そこで、地域住民がエネルギー問題を自分たちの問題として考え小水力発電(水路や小さな川の流れを利用して水車を回し発電する方法)に取り組むことで、脱炭素をさらに進めています。また、小水力発電のワークショップや適地候補での流量計測、再生可能エネルギーや地域づくりに関する勉強会などを通して、高校生から高齢者まで地域の人たちがすすんで自主組織の活動やエネルギー自治に取り組み、課題を議論・行動・解決できることをめざしていきます。