5月12日と31日に、地熱勉強会を開催しました。
古川黎明高校自然科学部員3名とバイナリー発電模型開発に取り組んでいます。
なかなかにハードルの高い目標ですが、完成を目指して一歩ずつ進めています。
地熱のエネルギーの活用を、次世代へ。
教材作成や出前授業を通じて、
活動の裾野を広げています。
プロジェクトパートナー:
特定非営利活動法人 スパっと鳴子温泉自然エネルギー
地域住民による再生可能エネルギーの利活用を学ぶ小・中・高校への出前授業の普及。
地熱などの再生可能エネルギーを活用するためには、地域内での地産地消が重要となります。そのために、将来を担う子どもたちの理解を深めるため、大学などの研究機関とも協力しながら出前授業をはじめとしたさまざまな取り組みを実施。温泉熱の利用と有機廃棄物のメタン発酵を身近なエネルギーとして考える学習プログラムを提供していきます。これらの活動により、将来的にはエネルギー&エコツーリズムを商品化することで市外からの来訪客を増やし、地域活性化に貢献することをめざしています。
再エネ利用と地域の特色を学ぶため
地元高校生や気象キャスターと出前授業を行いました。
再生可能エネルギーと地域の特色を学ぶために、地域の小中学生を対象としたさまざまな出前授業を提供しています。
地元高校の自然科学部と提携した授業では、地域の再エネとして共同開発している温泉熱の利用について、デモ実験などを行いました。また、前年度に試験的に開催した現役気象キャスターによる地球温暖化に関する授業も行い好評を博しました。
学校関係者からは、生徒たちの保護者も巻き込んだ地域向けのイベントに育てていければという声もあり、今後もさらに充実したコンテンツの開発と提供を進めていきたいと思います。
出前授業の提供 7回
12月21日、20名の参加を得て古川黎明中高が開催する小学生向け公募出前授業に体験教室を提供しました。
高校生の自然科学部員が作成した地熱発電模型をはじめ、温泉熱利用の熱交換などエコ基金で支援を受け用意した器材でデモ実験を行い、日帰り入浴施設の温水を利用したお湯の加温、床暖房についても現場で説明を受けました。
11月6日に、模型の製作について提携して活動している宮城県立古川黎明中高の自然科学部の高校生メンバーが、地熱発電の課題について研究した成果を第77回宮城県高等学校生徒理科研究発表会で発表しました。