COSMO

小豆島発、海洋ごみ回収スキーム構築事業(香川県)

小豆島も海洋ごみが深刻です。

海洋ごみの調査や回収装置の開発で、
ごみゼロの実現に取り組んでいます。

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プロジェクトパートナー:

特定非営利活動法人クリーンオーシャンアンサンブル

プロジェクトの目的

海洋ごみゼロの世界に向け、「流出量を上回る海洋ごみ回収を可能にする」仕組みづくりと実践をめざす。

背景とプロジェクト概要

成形性に優れ強くて低コストのプラスチックは、いまや現代社会に必要不可欠なものとなっています。軽く扱いやすいため輸送における燃費を向上しCO₂も大きく削減できますが、不適切な廃棄や流失から、一定数が半永久的に漂う海洋ごみとなり、その回収は沿岸の自治体や地域住民に負わされたままです。

私たちは海洋ごみを減らすため小豆島近海で継続的なビーチクリーン活動を行ってきましたが、さらに海洋ごみ調査とそのデータ化を進め、潮流や水流を活用した「無人回収装置」の開発・実証実験に取り組み、「流出量を上回る海洋ごみ回収」をめざします。活動を通して海洋ごみ問題の解決法と実績を示すことで、将来的には外洋やホットスポット(漂流ごみの堆積する場所)に回収装置を複数設置して継続的に運用し、回収量を増やしていきたいと考えています。

年度別月次レポート

2025年7月の進捗報告

7月19日に月例ビーチクリーンを開催いたしました。回収量は28kgでした。

この日は、連日の強風の影響で発泡スチロールなどのごみが多く打ち上がっていました。

2025年6月の進捗報告

今月もビーチクリーンを開催いたしました。

11名が参加して、15.9㎏の海洋ごみを回収することができました。今回もペットボトルの回収量が最も多く、5.45kg回収しました。次回は、7月19日を予定しております。

また、6月4日に団体の活動報告会を開催いたしました。当日は、研究者、行政関係者、一般市民、そして社会貢献に関心の高い方々が一堂に会し、直接コミュニケーションを図る貴重な機会となりました。

2025年5月の進捗報告

5月17日、ビーチクリーンを行いました。参加者5名で約39kgのごみを回収しました。

特にペットボトルが目立ちました。ビーチクリーン活動は月1回行っております。

また、河川ごみの回収装置、2号機の開発・製作を進めています。

ごみが入りにくいポケット形状や、ごみの取り出しにくさといった課題の改善を目指します。

これまでの河川ごみ回収実験で得られたデータを元に、9月の研究発表会にむけて準備を開始しました。


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