ピーク・エイドでは、ネパールサマ村での植林活動を行っています。
サマ村の苗センターでは、今年植える苗ポット1万個を中心に日々、手入れを行っています。また、植林地の管理、フェンスのチェックなども行い、今年の植林に備えています。
新たにエベレスト街道での活動をスタート!
村人たちが力を合わせて苗木を植林しました。
プロジェクトパートナー:
認定特定非営利活動法人 ピーク・エイド
現地住民とともに持続利用可能な森林をつくり、森林環境の保全と住民の生活向上を図る。
ヒマラヤ山脈のひとつ「マナスル峰」は、日本人が世界ではじめて登頂に成功したことで「ジャパニーズ・マウンテン」とも呼ばれています。しかし、その麓に位置するサマ村は、過度な森林伐採によって荒れ果てた状態に。そこで、この村の森林を再生させるプログラムがはじまりました。植物の成長が遅い寒冷地での森林再生には、かなりの時間と労力が必要なため、根気のいる作業になります。また、新たにエベレスト街道沿いの村での植林プロジェクトにも着手。近年は、氷河湖の融解による水害や土砂崩れなどにより、この地域の人々は幾度となく生活を脅かされており、森林環境の保全及び多様性が求められています。エコ基金では、植林による活動はもちろん、現地の方々への環境教育を重視し、環境意識も育むことで、将来的には支援なしでも森林の管理ができることをめざしています。
植栽したカラマツは4mの高さになり
村人たちの森を守る意識も育っています。
おもにヒマラヤのふもとにあるサマ村の「苗センター」の育苗と、植栽地の管理・調査を行いました。
苗センターでは2016年からのべ81,000本の苗を育成。うち61,000本が植栽されています。今年で9年目となるカラマツは約4mに育ちました。
また、植栽地には家畜による食害を防ぐためにフェンスを設置し、8月に10,000本のカラマツを植栽しました。これまでの植栽も85%が根付き、とくにカラマツやマツの成長が順調です。村人たちに種の採取や土づくり、植栽活動が定着してきました。住民で森を守る意識もしっかりと育っています。
新たな植栽 10,000本


冬に向けて、サマ村では苗センターの苗管理を行いました。
現在20,000個のカラマツの苗を育てていますが、今年は害虫などの被害もなく、順調に育っています。
サマ村では、2月・3月に大量の雪が降ることが多いため、雪囲いなどの準備をして、苗を守ります。
来年は、10,000本を植栽する予定です。
植栽地の生育調査を行いました。
マツ、カラマツ、モミはいずれも順調に成長しています。
苗センターでは、今年は、新たに10,000個の苗を育成し、昨年と合わせて、20,000個の苗の育苗を行っています。
こちらも順調に育っています。
9月1日~3日、サマ村にて苗の植林活動を行いました。
1日目、2日目には100名ずつの村人男女が参加し、1万本の苗を植林地に植えました。3日目は、苗センターのスタッフたちが中心となり、植栽したものの確認作業などを行いました。
9年目となるため、村人たちも作業の手順などわかっているので、手際よく作業を行いました。
今回植えたのは、カラマツ10,000本です。カラマツは丈夫なので、活着率もよく、昨年植えたものも順調に育っています。
累計の植林数は61,000本となりました。
4月~6月にかけて、1万個の苗ポットを新しく作っています。
苗センターのスタッフを中心に、村人たちと一緒に種や土の収集なども行い、苗ポットを作っていきます。
昨年の苗ポットも順調に育っています。
サマ村では、雪囲いなどをして苗センターの苗を保護しています。雪が多い地域ですので、雪囲いも行い、苗を守り、寒さなどで病気にならないように、チェックしています。また天気のいい日には、植林地の観察やフェンスの点検などを行っています。
サマ村の植林活動は、本格的な冬に備え、ナーサリーなどの雪対策を行っています。ナーサリーで育っている20,000個の苗は、順調に育っています。
エベレスト街道の植林活動は、ナーサリーでの苗の管理や植林地の管理を行っています。
8月~10月にかけて、ネパールではかなりの降水量でしたので、土壌が緩くなっているところも多く、注意をはらっておりましたが、植林地やナーサリーでは、問題なく、作業ができています。
サマ村では、引き続き、ナーサリーでの苗の管理と植林地の管理を行っています。また、冬に向けて、フェンスのチェックや補正も行っています。
現地は、乾季もあけ、かなり気温も落ちてきています。
写真は今年の8月29日に以前のサマ村植林担当者のアン・タルケ・シェルパと野口が面会し、植林活動に関して意見交換を行ったときのものです。