2022年度の環境影響
石油製品製造におけるライフサイクルアセスメント(LCA)分析結果
石油製品製造におけるCO2排出量は、製品使用時が85%と大半を占め、次いで製造時が12%、原油生産が2%を占めています。
ライフ ステージ | 原油 生産 | 原油 輸送 | 製造 | 製品 貯蔵 | 製品 輸送 | 製品 使用 | 販売 (SS) | 研究所 | オフィス | 合計 |
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エネルギー 消費量(TJ) | 20,639 | 9,338 | 112,935 | 253 | 2,768 | 745,322 | 402 | 126 | 22 | 891,805 |
CO2排出量 (千t-CO2) | 1,150 | 648 | 7,173 | 18 | 192 | 51,028 | 1 | 8 | 1 | 60,218 |
※1 「原油生産」は、(一財)石油エネルギー技術センター(JPEC)の2000年3月「石油製品油種別LCI作成と石油製品環境影響評価」にもとづく推計です。
※2 「原油・原材料輸送」は、輸送におけるバンカー消費量と環境省・経済産業省の「温室効果ガス算定・報告マニュアル」で定めるC重油の発熱量およびCO2排出係数を用いて算定しています。
※3 「製造」「製品輸送・貯蔵(油槽所)」「販売(SS)」「研究所」「オフィス等」のエネルギー消費量は、エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)の規定にしたがって算定しています。
※4 「製造」「製品輸送・貯蔵(油槽所)」「販売(SS)」「研究所」「オフィス等」のCO2は、環境省・経済産業省の「温室効果ガス算定・報告マニュアル」にしたがい算定し、GHGプロトコルに則り、エネルギー使用量に「外販した電気や蒸気を生産するためのエネルギー使用量」を含めています。
※5 「製造」の石油事業には、コスモ石油(株)の3製油所、四日市霞発電所、コスモ石油ルブリカンツ(株)、石油化学事業には、コスモ松山石油(株)、丸善石油化学(株)のデータを含みます。
※6 販売電力とは、コスモ石油(株)千葉製油所、四日市霞発電所、丸善石油化学(株)千葉工場から外部供給した電力のことです。
※7 販売蒸気とは、コスモ石油(株)千葉製油所、コスモ松山石油(株)、丸善石油化学(株)千葉工場から外部供給した蒸気のことです。
※8 「製品輸送」のCO2は省エネ法で定める特定荷主を対象としています。
※9 「消費(製品使用)」のCO2では、ガソリンや重油など燃料として使用する製品の出荷量にCO2排出係数を乗じて算定しています。ほかに販売電力、販売蒸気に起因するCO2を別集計しています。
※10 「研究所」には、コスモ石油(株)中央研究所、コスモ石油ルブリカンツ(株)商品研究所、丸善石油化学(株)研究所を含みます。
※11 「オフィス等」には、当社ならびにコスモエネルギー開発(株)、コスモ石油(株)、コスモ石油マーケティング(株)とエコオフィス活動を共有するグループ会社および丸善石油化学(株)のオフィス等の電気使用量を集計し対象としています。
※12 「貯蔵」には、コスモ石油(株)坂出物流基地および函館物流基地を含みます。