COSMO

生物多様性への取り組み

当社グループは、石油製品の開発や提供に取り組む一方で、再生可能エネルギーの導入や生物多様性の保全や自然資本の持続的利用など、かけがえのない地球環境を次の世代へ残すためのさまざまな活動に力を入れています。

当社グループ理念「私たちは、地球と人間と社会の調和と共生を図り、無限に広がる未来に向けての持続的発展をめざします。」および、サステナビリティの基本的な考え方「地球環境との調和と共生」の実現に向け、「地球温暖化対策の取り組み」「環境負荷の最小化」「水環境の保全」「土壌環境対応の徹底」に取り組むことを企業行動指針に示し、環境と調和した事業活動の推進について環境方針を制定しています。

 

当社グループの環境方針

 

この環境方針において、環境保全の推進、資源の有効利用として、生物多様性の保全と改善、自然資本の持続的利用を「生物多様性(自然資本)保全に関する基本的な考え方」としています。

 

3. 環境保全の推進

当社グループは、限られた資源を取り扱う企業グループであることを自覚し、水、土壌および大気等の環境および生物多様性の保全と改善に努めます。

4. 資源の有効利用

当社グループは、事業活動のすべての段階において、水やエネルギー等の資源、廃棄物の削減、再利用および再資源化(リサイクル)に取り組み、資源の有効利用を図ります。

 

これらの取り組みを推進するため、経団連生物多様性宣言イニシアチブおよび生物多様性のための30by30アライアンスへの参加し、事業活動のあらゆる分野で生物多様性に配慮した取り組みを推進していきます。

また、TNFDコンソーシアムにも参加し、自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示するための準備を進めています。

 

TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラムへの参画

産油国での環境保護活動

コスモエネルギー開発では、環境保護と天然資源の持続可能な利用の促進に、継続的に取り組んでいます。

 

アブダビ石油の操業の中心地であるムバラス島は、非常に美しい海に囲まれた地域で、特別に環境への配慮が求められます。海洋保護区内で働くことの責任を理解し、生態系とそれに依存する野生生物を保護するために、効果的な管理と監視プログラムを実施しています。

 

原油生産の現場であるムバラス島では、生産活動とともにムバラス島内における自然保護活動を会社の重要な活動方針として位置づけ、自然環境保護活動として、マングローブの植林をはじめとする緑化や海洋でのサンゴの保護、階層の繁殖、希少種であるオスプレイ(みさご)の保護など幅広い環境保護活動を積極的に行っています。       

写真 植林したマングローブ
植林したマングローブ
写真 サンゴの養殖
サンゴの養殖
写真 海草の繁殖
海草の繁殖
写真 みさご オスプレイ
みさご(オスプレイ)

COSMOエコ基金での生物多様性に関する活動

COSMOエコ基金では、活動テーマに「生物多様性の保全」の項目があり、里山保全活動や生物多様性を体感できる森づくりなどのプロジェクトを実施しています。

COSMOエコ基金プロジェクト

  • 海を守るために木を植える 森は海の恋人(宮城県)
  • 八王子の里山を明るい森に変えていこう(東京)
  • C.W.ニコル・アファンの森と東松島の森づくり(長野県・宮城県)
  • 地域住民で守る神山の里山保全(徳島県)
  • 人と動物が共生する「安賀彩りの森」(兵庫県)
  • 生物多様性を体感できる森づくり(和歌山)

など

 

COSMOエコ基金活動紹介Webサイト