コスモエネルギーグループは、全ての取引先が「持続的発展」を実現するための大切なビジネスパートナーと考えています。取引先の皆様と適切なコミュニケーションを図り、健全な関係を築くことで、相互繁栄をしながら持続可能な社会の実現をめざしていきます。
サステナブル調達について
当社グループは、グループ理念実現のために法令遵守、公正な取引、人権尊重および環境配慮等の社会的責任をサプライチェーン全体で果たしていくことが不可欠であると考えており、2022年2月にサステナブル調達方針を改定しました。この方針では、グループ理念および企業行動指針に基づき、当社グループがサプライチェーン全体で、果たすべき社会的責任についての基本的な方針を示しております。
サステナブル調達ガイドラインについて
当社グループは、「サステナブル調達方針」に基づき、より具体的な取り組み内容として「公正取引・倫理」、「人権・労働」、「防災・安全衛生」、「環境の保全」、「品質・製品安全性」、「情報セキュリティ」、「社会貢献」「事業継続計画」、「サプライヤーの管理」の９つの項目にまとめた「サステナブル調達ガイドライン」を作成いたしました。取引先（サプライヤー）の皆様に対し、本内容についてご理解と賛同をいただくとともに本ガイドラインに準拠した取り組みを求めています。
取引先（サプライヤー）の皆様におかれましては、「サステナブル調達方針」および「サステナブル調達ガイドライン」を十分にご理解頂き、ご協力をお願いいたします。
取り組み内容について
当社グループ主要会社の購買活動において、従来実施してきた品質、価格、納期、グリーン度評価等を総合的に判断したグリーン購入に加え、サステナブル調達ガイドラインの遵守状況を確認し、賛同いただけるサプライヤー（取引先）と協働することにより、持続的発展の実現に取り組んでいます。
当社グループとしての「サステナブル調達方針」および「サステナブル調達ガイドライン」において、2022年度には、コスモ石油において対象範囲を拡大するとともに、他のグループ会社にも取り組みを展開し、サプライヤー評価を行いました。コスモ石油では製油所等で使用する設備、部品、工事・サービス、薬品等のサプライヤーの調査割合を100％まで拡大し、他10社のグループ会社での実施と合わせて約900社に対して「サステナブル調達ガイドライン」の対応状況にかかる調査依頼を実施し、90％近い回答がありました。2023年度下期はグループ会社での実施範囲を拡大する計画としています。今後も、本ガイドラインに準拠した取り組みを拡大し、サプライヤーの皆さまのご理解と賛同を得て、持続的な相互発展をめざしていきます。